こんにちは！
今回はUbuntuにWordPressをインストールする方法について紹介したいと思います。
Ubuntuの初期設定
Ubuntuの現在あるパッケージをすべて最新にします。
sudo apt update && sudo apt upgrade -yOR
sudo apt updateWordPressをインストールするために必要なパッケージをインストール
WordPressを使用するために必要なパッケージをインストールします。
ウェブサーバーはApache2を使用しました。
sudo apt install apache2 php php-mysql php-curl php-gd php-mbstring php-xml php-xmlrpc php-soap php-intl php-zipデータベースを同じサーバー内で使用するためにはMysqlもインストールしておきます。
sudo apt install mysql-server mysql-clientPHPの設定
PHPの初期設定ではアップロードの制限が小さいので大きくしておきます。
sudo nano /etc/php/8.x/apache2/php.inipost_max_size = 8M
↓
post_max_size = 60M
upload_max_filesize = 2M
↓
upload_max_filesize = 60MApacheの再起動をする。
sudo systemctl restart apache2データベースの作成
今回はMysqlを使用してデータベースを作成します。
ルートユーザでログイン
まずはルートユーザーでログインします。
sudo mysqlデータベースを作成
WordPressで使用するデータベースを作成します。
mysql> CREATE DATABASE wordpress;
Query OK, 1 row affected (0.12 sec)データベースの名前を”wordpress”にしましたが何でも良いです。
ユーザを作成
次にデータベースに接続するユーザーを作成します。
mysql> CREATE USER 'user'@'localhost' IDENTIFIED BY 'passwd123';
Query OK, 0 rows affected (0.16 sec)user: ユーザ名
passwd123: パスワード
localhost(Mysqlが立っている同じIPアドレスのみを許可する)
%(すべてのIPアドレスを許可する)
192.168.x.x （192.168.x.xのみのIPアドレスを許可する）
みたいなイメージです。
好きなユーザ名とパスワードにしてください。
ユーザーに権限を付与する
作成したユーザーにデータベースの操作やアクセスができるように設定してあげる必要があります。
mysql> grant ALL PRIVILEGES on wordpress.* to user@localhost;
Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)wordpress: データベース名
user@localhost: ユーザ名@ホスト名
このようにして権限を付与します。
WordPressのインストール
WordPressをインストールします。
やっていることは
最新のWordPressをダウンロード→ファイルの解凍→もとのファイルの削除
→WordPressを指定の箇所に移動→権限の変更
このようなことをしています。
$ cd //ホームディレクトリで作業するとなおよい
$ wget https://ja.wordpress.org/latest-ja.tar.gz
$ tar xvfz latest-ja.tar.gz
$ sudo rm -rf /var/www/html/
$ sudo mv wordpress/ /var/www/html/
$ sudo chown -R www-data:www-data /var/www/html/基本的にはこれでワードプレスをインストールして使うことができます。
各種問題があった場合
記事のリンクを開くとApacheのNotFoundが出てくる
Apacheのモジュールrewriteが有効を有効にする
ApacheのモジュールrewireがApacheをインストールした初期状態では有効になっていない可能性があります。
$ sudo a2enmod rewriteApacheのコンフィグファイルを修正する
次にApacheのコンフィグファイルで値を変更します。
sudo nano /etc/apache2/apache2.conf<Directory /var/www/>
Options FollowSymLinks
AllowOverride All //NoneからAllに変更する
Require all granted
</Directory>AllowOverrideは.htaccessによる設定の書き換えを許可するかどうかの設定です。
Apacheを再起動する
設定が終わったらApacheを再起動して設定を反映させます。
$ sudo systemctl restart apache2CloudFlareを使用していて一部の機能を使用記事のリンクを開くとApacheのNotFoundが出てきて記事が教示されない
Cloudflareを使用していて無料のSSLを使用している場合それが悪さしている可能性があります。
プラグインをインストール
以下のプラグインをインストールしてください。
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